お知らせ

2019年度 8月1日実施 企業連携ワークショップ キックオフ レポート

ナカノミライプロジェクト企業連携2019がスタートしました!

2019年8月1日、『ナカノミライプロジェクト企業連携2019』のキックオフワークショップが開催されました。昨年参加企業を中心に約25名の若手の中野区在勤企業人が集まり、半年間のプロジェクトの初日を切りました。昨年に引き続き「中野地域と企業の活性化」を目指して、企業横断で活動します。

ナカノミライプロジェクト2年目は、「アイデアの実現」がゴール

今年は、昨年の『ナカノミライプロジェクト』で生み出された5つのアイデアのうち、2019年3月に開催された最終報告会で最も後押しされた『トビコメ!!なかの商店街(*)』の実現を目指します。

(*)=子どもたち自身に、商店街に"飛び込む"体験を提供することで、中野ならではの健やかな成長をサポートしていくことを目的にしたアイデア。商店街の実店舗にご協力頂き、親子と地域との関係づくりや、放課後の子どもたちの居場所づくり、など中野にしかない、地域の子育て環境づくりを目指す。

8月1日キックオフワークショップの流れ

Session 1 自己紹介「子どもの頃の居場所は?」

約25人全員が自分の子ども時代を振り返り、発表しました。押し入れや机の下などの狭い場所が好きだったという声、お友達の家にみんなで溜まっていた話、自分だけの秘密の場所があったというのどかな田園風景、親と喧嘩した時に逃げていた祖父母の家、祖父の工房で仕事をずっと見ていた話など。それぞれの体験談から、「子どもならではの居場所」を共有していきました。

Session 2 中野区の可能性を考える

中野区(の商店街)だからこそ期待できる可能性はなんだろう?他の地域にはない特性を中野区民の視点だけでなく、在勤者としての視点で洗い出しました。
「個性豊かなお店がたくさんある」「お店の人が身近。話かけてくれる。」「新しいポップな文化と昔ながらのお店が同居している」等、多様な個性を受け入れる中野を実感している声が多く出されました。


【図1】中野・商店/商店街のもつ可能性


【図2】中野・商店/商店街のもつ可能性(まとめ)

Session 3 子どもの居場所の課題を考える

このセッションでは、実際に子どもたちの居場所づくりを実現されている、東中野区民活動センター運営委員であり、子どもたちの居場所「とちまるらんど」を運営されている内田光子さんのお話をうかがいました。
内田さんからいただいたヒントは「子どもも親もなんとなく顔が分かる、うす〜いつながり」を築くことと、地域の店主(=プロ職人)と触れ合う場を開催することで子どもたちにその日の選択肢を与えながら将来への選択肢も広げ、「ゆる〜く見守る」地域をつくること。 学童保育等の制度以外にも、子どもたちが居場所を選び、自分で「やりたい」と思える経験を積ませることが今の子育て環境に必要なのではないか、というアドバイスをいただきました。
その他にも、他地域で実現されている事例をワークショップメンバーと共有し、「トビコメ!!なかの商店街」を実現するヒントを沢山得ることができました。


(右)内田 光子さん


【図3】子どもの居場所・学童が抱える課題


【図4】子どもの居場所・学童が抱える課題(まとめ)

Session 4 "可能性×課題"で「トビコメ!!なかの商店街」の実現価値を見極める!

Session 2で出し合った「中野区の可能性」と、Session 3 の「子どもの居場所の課題」を掛け合わせて、課題を乗り越える具体的なアイデアをグングン抽出しました。
「どのようにしたら○○できるだろうか?」の質問文に課題を置き換えることで、乗り越えるアイデアをひねり出します。制限時間がある中で、敢えて考える"強制発想法"も学びながら、「どう"トビコム"のか」「"トビコンで"何をするのか」「"トビコミ"やすくなる関係づくりはできるか」など、多様な視点が沢山出されました。


【図5】企画アイデアづくりのメソッド

Session 5 「トビコメ!!なかの商店街」で実現したいこと

出されたアイデアを5つにくくり(図6)、それぞれ個人的に興味のある分野や実現したいアイデアをによってグループを再編成しました。まだ粗削りのアイデアの方向性が出されたところですが、これからそれぞれの参加者が企業人として、そして個人として「中野地域と企業の活性化」のヒントを模索しながら実現に向けてアイデアを具体化していきます!


【図6】各チームのアイデアのグルーピングと
「実現したいアイデア」への投票


【図7】「トビコメ!!なかの商店街」で実現したいこと

実現を目指す5つのグループのアイデアです!

グループA「親も子どもも安心なサードプレイスを作ろう!」

子どもの自由を育みながら、たくさんの大人で見守れる場所はできないだろうか? 例えば:

  • 今の時代に合った子どもが時間を過ごせる「駄菓子屋2019」
  • 子どもたち自身が運営しながら過ごす「子ども商店」
  • 商店街のおじさん、おばさんと一緒に楽しむ「商店街サークル」

グループB「子どもと商店をFunに(楽しく)繋ぐ」

商店街のおじさんやおばさんと名前で呼び合える仲になれたらどうだろう?
もっとお客さんと商店との距離も、子どもと大人との距離を近づけられないか? 例えば:

  • 「おじさんおばさんニックネーム作戦」
    商店街のおじさんやおばさんにニックネームをつける→ニックネームで呼ぶ→小さなサービス(ポイント?)がもらえる→おうちのお母さん・お父さんにもニックネームを広げる→さらにサービスが弾む!
  • 商店街のお店やお店の人の隠れたネタを取材する「商店街面白図鑑」

グループC「子ども秘密基地」

思えば小さいころ、大人の近くだけど大人が入れない、子どもだけの場所がありました。誰かのおうちの隅っこだったり、空き地の端っこだったり。大人の目が届くけど、子どもが子どものために作る場所を再現させてあげられないか? 例えば:

  • 子どもが運営する「子ども商店」「子ども移動販売車」
  • お店のコーナーや空きスペースを子どもに解放して「子どもバー」「子ども漫画喫茶」

グループD「中野ギルドパス」

「ギルド」とは職人組合のこと。子どもたちが、職人組合をつくったら、どんなつながりができるだろうか?中野のプロ職人(お店の人)との触れ合いを楽しく繰り広げられないだろうか?例えば:

  • お店ごとのミッションをクリアすると社判をスタンプとして押してもらえる 「社判スタンプラリー」
  • スタンプを貯めると昇進できる「子どもCEO」

グループE「中野マイスター」

中野には個性的なお店や会社がたくさんある!そんなお店や会社の「プロ」にじっくり話を聞き、実際に手を動かして、見学に終わらせない体験ができたら、子ども達のチャレンジ心を引き出せないか?例えば:

  • 専門店ならではの体験講座(漫画講座、ラーメン講座、作文講座、など)
  • 授業料を参加者がきちんと払う「子どもマイスター講座」

今後の予定

これからさらに、グループ内でアイデアの具体化に向けて更に思考を深めていきつつ、 地元の商店街の方々の声を聞いたり、子どもたちの希望を取り込んだりしながら、秋の実現に向けて走ります!

  • 10月29日(火) 第2回ワークショップ(1日間)
  • 11月下旬 トビコメ!!なかの商店街(ワークショップ1日、実施1日 予定)

3月には「オープン・ミーティング」(報告会)を実施します!

3月には区民の皆様にもご参加いただける「オープン・ミーティング」を実施します。取組みを振り返りながら真に活気のある地域を持続可能な形で実現していくためにどうしたらいいか。

「ナカノミライプロジェクト企業連携ワークショップ」の他に、子どもたちと作りあげる区民連携ワークショップ「なかのカラフルキッズ」、大学のゼミナール生が取組む「大学連携ワークショップ」の報告も合わせて行う予定です。また、今年度より開始した「中野区シティプロモーション 事業助成」についても報告を行います。詳細は当ホームページ等を通してお知らせします。

ワークショップメンバーの声

当日の感想

  • すごく楽しかったです!たくさんの刺激・ヒントを頂きました。
    一番の発見:真剣に中野の未来を考えている仲間がたくさんいること。
  • 自分の考えつかないようなアイデアがこんなにもでるのかと驚いた。
  • 初見でも素晴らしいアイデアがでることを学べました。
  • 中野区がシティプロモーションに本気だということが一番の発見です。
  • 自らの考えに拘らず、他の人の立場に立った発想の大切さを再認識しました。
  • 様々な業種の方々と意見交換することができて、とても刺激的だった。

実現への意気込み

  • 必ず実現し、中野の商店と住民のかけ橋となりたいです。
  • みんなが気になる街「ナカノ」を創り上げていきます!!
  • わたしたちの力で地域のつながりを創ることができると確信しました。最後までよろしくお願いします。
  • 実現までには、区民の皆さんに「名案だね」と言ってもらえるような案を目指します。

中野のミライへの想い

  • ナカノのミライが本当に良くなることを本気で考えていきたいと思います。
  • 子どもたちのため、中野に住む人、働く人がもっと中野について思い入れができるように、色んなことを考え、実行できるようにしていきたいです。
  • 多様性を大切にされる中野区の方々のため、色んな方々が参画する社会を目指したいです。
  • 商店街と働いている人、住んでいる人、中野の子どもたちが顔見知り度が上がり、楽しい日本一の中野区になるといいですね。
  • 子どもたちにいろんな職業があること、いろんな人がいること、みんなに支えられていることを感じ、何より楽しんでほしいです。そして自分も成長したいです。
  • 中野が住みたいまちランキングで上位になるミライになったらいいです。

次回ワークショップのレポートもお楽しみに!

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