お知らせ

2019年度11月21/30日実施 企業連携ワークショップ「トビコメ!! なかの商店街」開催レポート

2019年11月21日(木)・30日(土)の2日間にわたり、中野の商店と"子どもたち"の新しいつながりと居場所づくりの可能性を検証する「トビコメ!! なかの商店街」ワークショップを開催しました。11月21日(木)はイベントの実施準備、 11月30日(土)は実際にイベントを実施しました。

11月21日(木)「トビコメ!! なかの商店街」ワークショップ(イベント実施準備)

これまで練ってきた5つのアイデアの実施に向けて、それぞれのタイトル/コンセプト/体験フローを再検討しました。また、企画を実施する目的である「中野の商店(街)と"子どもたち"のつながりづくりと居場所づくりの可能性の検証」を行うために、それぞれのアイデアで検証するポイントを整理しました。

また、午後からは公募した区内在住の小学生とその保護者にご参加いただき、小学生ならではの視点での意見出しや装飾づくりなど、各アイデアの実施準備を行いました。

Session 1 アイデア実施に向けたグループワーク

5つのアイデアのタイトル/コンセプト/体験フロー/タイムスケジュール/役割を各チーム毎に見直しを行い、企画実施に向けて最終調整を行いました。改めてアイデアを通して実現する体験を見直すことで、商店や商店街と子どもたちのつながりをつくるために必要な要素を考え尽くしました。


【図1】グループワークの様子


【図2】アイデア実施に向けたタイムスケジュール/役割の整理
(例:Aチーム「こどもサードプレイス」)

Session 2 検証の視点の抽出

「どうしたら子どもたちが中野の商店や商店街に愛着をもってくれるだろうか?」「保護者の"子に対する安心"を生むためにはどんなことが必要か?」というように、実施するそれぞれのアイデアを通して何を検証するのかを洗い出しました。

また、企画を1日のイベントとするだけでなく、今後も自走(継続)させるための理想の形としてどうありたいか?をディスカッションしました。自走のあり方として、「子どもたちが自らお店にお手伝いにきてくれる」や「商店と中野の子どもたちがいつでもつながれる仕組みができる」ことなどが挙げられていました。

【図3】検証の視点を洗い出すためのフレームワーク


【図4】「検証の視点の抽出」の検討結果
例:Cチーム「こどもじまんカフェ」
(旧アイデア名:子どもによる、子どものための秘密基地づくり)

Session 3 子どもたちを交えた企画実施のためのツールづくり

午後からは公募により集まった子どもたちと保護者を交えて「企画実施のためのツールづくり」を行いました。

参加した子どもたちは5つのアイデア毎に分かれ、お店のポスターや商店の方へのインタビュー用ツール、クリスマス飾りを作りました。どのチームも、ワークショップの中で掲げていた課題である「子どもの自由を育む」ことを大事にし、"子ども主導"で進めていきました。子どもたちの姿を見ていた保護者からは「子どもが自由に楽しむ姿を見れてよかった」との感想が寄せられました。

【図5】「トビコメ!! なかの商店街」5つのアイデア


【図6】5つのアイデアの「子どもたちと準備すること」


【図7】ワークショップ当日の様子

11月30日(土)「トビコメ!! なかの商店街」イベント実施

11月30日(土)、約2年間にわたって企画に取り組んできた「トビコメ!! なかの商店街」イベントを、薬師あいロード商店街の協力商店で実施しました!

イベント当日は5つのアイデアを実施し、27組の親子にご参加いただきました。

以下に、実施したイベントの内容と当日の様子を掲載しています。

Aチーム「こどもサードプレイス」

「子どもの自由を大事にしながら、たくさんの大人で見守られる場所はできないだろうか?」というテーマのもとでうまれた「こどもサードプレイス」。近所の商店街に子どもたちが「お手伝い」をできる場があれば、「商店や商店街と子どもたちがつながるきっかけになれる」「子どもたちはまちの人の見守りの中で親の仕事帰りを楽しく待つことができるのではないか」という思いから実現しました。

当日は子どもたちがつくったPOPや商品の絵を飾り、お客さんへのチラシ配りや商品のオススメをするなど、たくさんのはじめてにチャレンジしました!

Bチーム「しょうてんがいずかんづくり」

数ある商店を回りながら商店の方へインタビューを行い、子どもならではの視点で自由に「しょうてんがいずかん」をつくる企画を実施しました。「商店のおじさんやおばさんと名前で呼び合える仲になれたらどうだろう?」「もっとお客さんと商店との距離、子どもと大人との距離を近づけられないか?」と試行錯誤したこの企画では、子どもたちが商店主の特徴を見つけてニックネームをつけたり、商店主の似顔絵や商品の写真を載せたり、楽しみながら図鑑づくりを行いました!

Cチーム「こどもじまんカフェ」

幼い頃の秘密基地のように、子どもによる子どものためのカフェづくりを通して、商店街に放課後などにふらっと立ち寄れる居場所をつくることができないか?と考えてはじまったアイデアです。自分たちの「お店づくり」として普段はなかなかできない「大きなガラスに絵を描く」ことに始まり、お店の中で「パンケーキづくり」にチャレンジしました。

年齢の異なる子どもたちが参加しましたが、高学年の子を中心に子どもたちがまとまり、思い描く自分たちのカフェを完成させました。お店の外観の大きなガラスには、子どもたちの自由な発想の魅力的な絵が輝きました!

Dチーム「稼げ!! ナカノコイン」

ちょっと変わったお手伝いミッションにチャレンジしながらプロの職人(商店主)と触れ合うアイデア。プログラムを通じて、「商店や店員さんとの新しいつながりづくり」に取り組みました。

子どもたちは多くのお店を回り、商店ごとに掲げられるミッションにチャレンジしました!様々な商店の方と子どもたちの交流の場になるだけでなく、保護者の方からの「ずっと入りたかったお店に気軽に入る機会になって良かったです!」との声もあり、"商店と親子をつなぐ" ことができました。

Eチーム「KID's ヘアアレンジ教室」

美容師さんにじっくり話を聞きながら実際に手を動かすことで、子ども達のチャレンジ心を引き出し、プロの技・心得を学ぶことができるアイデアです。

お友だちや保護者のヘアアレンジに取り組む子どもたちの楽しそうな姿や笑顔もたくさん見られましたが、なにより家でも学校でもない場所で真剣に"チャレンジ"する姿が見られました。保護者からは「子どもにとって学びのある良い機会であった」との声がありました。

参加した保護者の声

「トビコメ!! なかの商店街」ワークショップに参加した保護者より、今回の企画や商店・商店街と子どもたちのつながりづくりについて、コメントが寄せられました。

「トビコメ!! なかの商店街」を終えて

  • 子どもが終始楽しそうにしており、普段ならゆっくり時間を過ごすことのない商店街で、主体的にのびのびとやっており、ありがたいかぎりでした。
  • 大人目線にとらわれず、子どもにとって学びがある。親や先生だけじゃない大人との関わりがあるので良かった。しかも、普段なにげなく受けているサービスがプロ目線で解説してもらえてありがたかった。いつもは当たり前のように(近所やとおりすがりにあるから)利用していた。商店街が更に身近に感じられる、子ども達にとって素敵な機会だと思いました。
  • ふだんは何事も受け身な我が子がめずらしく自分からやりたいと言い出して楽しそうにしていました。
  • 子どものつきそいがマストだったので、私も入ったことのないお店にうかがう機会があり、いい出会いがありました。
  • 商店街の方々が、子どもたちのことを優しく温かく見守ってくださっているのが感じられました。
  • 子連れで入ってもいいのか分からないと入りづらかったのですが、今回参加して入りやすい店が増えました。
  • 大型店と違い、いつも同じ顔に会えることや少し時間の流れがゆるやかなため、より店主等に話しかけやすいことなど、人と人がつながりやすい環境のように感じられました。
  • こういう機会をお仕事中に設けてくれるなんてやさしいと思います。
  • 働いてる大人と交流があると、ありがたみもわかるし、子どもたちの教育にもいいと思います。
  • 子どもが楽しめるイベントをやってくれると親も楽しめるし中野のまちや商店・商店街といい関係が築けるように思います。

参加した子どもたちの声

「トビコメ!! なかの商店街」ワークショップに参加した子どもたちから寄せられた、コメントの一部を掲載しています。

3月19日(木)「オープンミーティング」(報告会)を実施します!

3月19日(木)には区民の皆様にもご参加いただける「オープンミーティング」(報告会)を実施します。

ナカノミライプロジェクトとして、「企業連携ワークショップ」の他にも、子どもたちと作りあげた「区民連携ワークショップ『なかのカラフルキッズ』」、明治大学のゼミと連携して取組む「大学連携ワークショップ」の報告も合わせて行う予定です。また、今年度より開始した「中野区シティプロモーション 事業助成」についても報告を行います。詳細は当ホームページ等を通してお知らせします。

最後に

当日の様子は、今後、ガード下ギャラリー「夢通り」などで展示予定です。商店街の中で子どもたちがいきいきとチャレンジする様子をぜひご覧下さい!

ページトップへ