第2回ワークショップ
「中野区でやってみたいことを
考える」

Day1 新たな視点をインプット

12月19日(水)、20日(木)、プロジェクトメンバーが再び顔を合わせて第2回ワークショップが開催されました。2カ月前の第1回ワークショップで各グループが考え出した「中野区らしさ」を、具体的なアイデアへと進化させていきます。一人ひとりがクリエイティブディレクターになったつもりで取り組み、活発なディスカッションが行われました。

ワークショップイメージ

初日はまず、2つの視点で情報をインプット。一つめの視点は、日本の平均年齢が約50歳になると予測されている2025年を見据え、日本全体で起こりうるトレンドや課題を考えた未来視点でのインプット。もう一つは、中野区の中で起こりうる人口変化などを踏まえた未来予測値や課題を捉えた視点。加えて、中野で実際に行われている現状の取り組みなども紹介しました。各自、インプットした情報から得た気づきをメモして、各グループが考える「中野区らしさ」と組み合わせ、強制発想の手法(下記図参照)を用い、具体的なアイデアを発想していきました。

ワークショップイメージ
クリエイティブマトリクスの図イメージ

さまざまな「課題」と、各グループが考えた「中野区らしさ」を、強制的に組み合わせて考え、アイデアを出し合っていきます。そしてアイデアを具現化するために活用可能だと思う「リソース」を当て込んでみて、アイデアのイメージを膨らませていきます。

この段階で大事なのは、アイデアを収束させないこと。正しいかどうかより面白いかどうかの視点で、まずは、とにかく拡げて考えます。ひとつのメモ(要素)が考え方次第でピンチにもチャンスにも変化するので、さまざまな角度から自由に組み合わせてアイデアを深掘りしていきました。

ワークショップイメージ

Day2 意見交換で1案をブラッシュアップ

2日目は前日のワークを振り返りながら、各チームのアイデアを3案程度に絞ることからスタート。その後、全員で会場内を回り、他チームのアイデアに自分の気づきや「もっとこうしたら良くなるのでは?」という提案事項を自由に追加して、意見交換タイムに質疑応答を実施。

各チームとも、そうした他チームからの意見に、「へぇぇ〜!それいいね」とヒントを得ながら、ブラッシュアップを図り、最終的に1案に絞り込んでいきます。

ワークショップイメージ

第2回ワークショップのアウトプットとしては、予め用意したアイデアシートの項目を埋めて、「どんな視点で捉えたアイデアか」「街はどう変わっていくのか」「どんな人が参加してくれそうか」「どんなリソースで構築するか」など具体的なストーリーに落とし込むことを目指しました。

ただ実際には、1案に絞り切れずに頭を悩ます光景や、時間ギリギリまで「中野区らしさってどこいった?」「そのアイデアに拡張性あるかな?継続性は?」などの視点で繰り返し自問する姿も多く見られ、各チームとも予想以上に白熱したディスカッションが行われていました。

ワークショップイメージ
アイデアシート(一例)のイメージ

「下町ファミリー感」という中野区らしさに、「朝食を食べない小学生」「商店街の多さ」などの課題やトピックを組み合わせて発想したアイデア。このアイデアによって何が変わるのか、どう取り組めば継続できるか、などを考えながら具体化していきました。

第3回ワークショップに向けて

ワークショップイメージ

参加者の皆様お疲れ様でした。今回は、第1回とは違う思考が必要だったと思いますが、予想以上にアイデアがたくさん出されていて、驚きました。ディスカッションのなかで堂々巡りする場面があっても、「中野区らしさ」を第1回で考え抜いたプロセスがあったからこそ、「中野区でしかできないこと」へアイデアを落とし込めたのではないかと思います。

次回ワークショップは、「中野区でやってみたいことを実現する」がテーマです。これまでのアイデア作成のプロセスを、オーディエンスの方々にわかりやすくお伝えしながら、ワクワクしてもらえるプレゼンを構成することで「中野区でやってみたいこと」の実現に向け、発表を極められるよう取り組みます。基本的にポスタープレゼンになりますが、映像や音楽、寸劇を加えるなどのチャレンジも歓迎します。

いい発表ができるよう、プレゼンテーション全体を考えて仕上げていきましょう!

参加者メッセージ

宮田 麻由さん(会社員/中野区民)

  • ●中野区の好きなところ:どこか懐かしい、地元感のあるところです。人も街もあたたかく、気取らなくていい感じが好きです。
  • ●ワークショップに関して:普段関わることのない業種の方々と長時間をかけて意見を交わせて、楽しいです。議論を通してアイデアが変化していく様を肌で感じることができ、とても刺激的な時間です。
  • ●期待すること:一区民としては、今後も中野に住み続けたいと思うアイデアが実現したらいいなと思いますし、中野区企業としては、実現に何らかの形で関われたら嬉しいと思っています。最終的に、学生、企業、区民、そして行政、すべての人にメリットが還元されるプロジェクトとして続いていくことを期待しています。

奈良 公暉さん(区職員)

  • ●中野区の好きなところ:ふらりと入れる飲み屋も多くて、都会過ぎず、田舎出身者でも受け入れてくれる感じがする点。
  • ●ワークショップに関して:民間の方々と同じ土俵で同じ方向を向いて話し合える機会は貴重なので、ワークショップに参加して非常によかったと思います。さまざまな観点から発言されていて、より生活者視点で感じることができ、気づきもありました。中野にはすごくいいものはなくてもジワっとくる魅力がある、そうしたことに気づけたのも手応えです。
  • ●期待すること:ジワっとくる中野らしい魅力を、内外の方々に知ってもらえるように、いいアイデアを打ち出して、結果を出していきたいです。

星野 雄大さん(信用金庫職員)

  • ●中野区の好きなところ:下町感です。和みやすくて、平常心でいられる点。
  • ●ワークショップに関して:良かったと思うのは、いろいろな業種の方とお話ができたことです。考え方やプロセスの組み立て方など、現業だけではわからなかったことを知ることができました。
  • ●期待すること:やるからには結果を残したいです。実現させて、PDCAを回していけたらと思います。区民の皆さんの手に届く意義のあるものにしたいですし、もしそこで何か役割を与えていただけるのであれば、それを全うしたい。上司からも最優先で取り組むようにと言われて参加していますので、頑張らせていただきます。

細田 優さん(会社員)

  • ●中野区の好きなところ:中野にはバラエティ豊かなお店が揃っていてTPOにあわせて選べて面白いです。
  • ●ワークショップに関して:このワークショップで、初めて他社の方と議論させてもらいました。職種も年齢も出身地なども異なるので、ものの見方や意見も違う。普段どれだけ狭い視野のなかで結論を出していたかに気づかされました。いろんな角度からの意見を反映しながらアイデアが進化していくので、いい議論ができたなと思います。
  • ●期待すること:ぜひアイデアを実らせて、長く利用してもらえるものにしたい。そのために頑張ります。そして、作られたプロセスも知ってもらい、皆さんに納得感を持って利用してもらえたらと思います。